お知らせ:新着

研修会開催報告

第13回研修会(2013年6月22日)

2013年06月22日

  6月22日(土)、新潟県医師会館にて2013年度総会・第13回研修会を開催しました。研修会ではがんと就労をテーマに前半は基調講演、後半はシンポジウムを行いました。全体を通して124名の皆様にご参加いただき大変盛会でした。

 基調講演は高橋都氏による「がんと就労-職場と医療機関における適切な支援とは」でした。がんは死に直結する病気から長く付き合う慢性病へと変化し、がんになった後の暮らしを考える時代となりました。医療機関、職場、地域が連携して就労支援することの重要性をご講演いただきました。

 シンポジウムでは、シンポジストの佐野宗明氏、瀧井康公氏、菅井美佐子氏、浅見恵子氏からそれぞれの現場の視点で発表をしていただき、その後コメンテーターに高橋都氏、金子美貴子氏を迎えての議論に移りました。検診から就労まで、がんに関する正しい知識を身に付け理解を深めることが大切だと改めて実感するシンポジウムでした。

    

研修会開催報告

第12回研修会(2012年12月8日)

2012年12月08日

 12月8日(土)、喫煙対策をテーマに第12回研修会が新潟県医師会館で開催されました。非常に悪天候の中、106名(産業医76名、産業看護職22名、その他8名)の皆様にお集まりいただきました。

 第一部は大和浩氏(産業医科大学教授)による基調講演「公共的施設と職場の喫煙対策にかかわる規則・法律の改正の考え方」でした。「世界はタバコ撲滅に動いている」「喫煙できる場所があると禁煙できない」など一つ一つが印象に残る大変貴重な講演でした。



会場の様子


大和浩氏

 第二部は高野栄芳氏(新潟県福祉保健部健康対策課副参事)による特別発言「新潟県のたばこに関する現状」で、県内の統計や今後の課題などの情報を提供していただきました。


高野栄芳氏

 第三部はシンポジウム「職場における喫煙対策の実例」でした。取り組みの実例を産業医、産業看護職、衛生管理者のそれぞれの立場から発表してもらい、その後大和浩氏をコメンテーターに加え議論していただきました。

   
シンポジスト 左から三間聡氏(産業医)、保苅幸氏(産業看護職)、小坂智恵子氏(産業看護職)、斉藤敏明氏(衛生管理者)、片野直彦氏(衛生管理者)、コメンテーター 大和浩氏、シンポジウム司会 木滑孝一氏

研修会開催報告

2012年度総会・第11回研修会(2012年6月23日)

2012年06月23日

 6月23日(土)、2012年度総会・第11回研修会を開催し、127名の参加がありました。

 前半は、和泉貞次氏(河渡病院院長)の基調講演「職場におけるアルコール関連問題-アルコール依存症との連続性を考える-」でした。

 アルコール依存症につきまとう偏見、うつとの関連性、周囲の人間の関わり方、そしてアルコールで失うものは膨大だということなど、改めて考えさせられることの多い貴重な講演でした。


和泉貞次氏

 後半は福島昇氏(新潟市こころの健康センター所長)がコーディネーターを務めた事例検討「メンタルヘルス事例検討~職場におけるアルコール関連障害、気分障害への対応~」でした。11のグループに分かれての討議では、どのグループも活発な議論が展開されていました。 


事例検討の様子


コメンテーター (左から金子美貴子氏、保苅幸氏、三間聡氏、和泉貞次氏)


福島昇氏

 また、2012年度総会では役員交代や会計報告行いました。規約も一部改訂しましたのでこちらをご覧ください。

 興梠建郎氏を新会長とした新たな体制での研修会でしたが、大きなトラブルもなく無事に研修会を終えることができました。ありがとうございました。

研修会開催報告

第10回研修会(2011年12月10日)

2011年12月10日

 12月10日に新潟産業保健研究会第10回研修会を開催しました。「変わりゆく産業医制度の今後-産業医と産業看護職とに今求められること-」を今回のテーマとして124名の方に参加していただきました。

 はじめに基調講演「産業保健の動向と産業医・産業保健職の課題」を広瀬俊雄医師よりご講演いただきました。その後、丸山明則医師の講演「押し寄せる産業医制度改革の波-求められる実効性のある産業医活動-」、田中正美産業看護職の講演「新潟県産業看護職の実態」と続きました。

 それぞれの講師の立場からの貴重なお話をうかがうことができ、産業保健を取り巻く現状は多くの課題が残されていますが、それは、労働者がいつまでも元気に働けるようなより良い体制作りのための課題なのだということを感じました。

 産業医・産業看護職の役割や産業保健分野の今後のあり方について考えさせられる研修会となりました。


広瀬俊雄氏


丸山明則氏


田中正美氏 

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2011年度総会・第9回研修会(2011年6月25日)

2011年06月25日

 6月25日(土)県医師会館にて2011年度総会・第9回研修会を開催し、182名と多くの参加がありました。今回はメンタルヘルスに関連した講演ということで産業カウンセラーの参加がいつもより多かったように感じました。


会場の後ろまで参加者でいっぱいに

 前半は松浪克文氏(晴和病院院長)の「新型うつ病の実態と対応」で、私達がよく見聞きする従来のうつ病の特徴との違いなどを解説していただきました。うんうんとうなずきながら一生懸命メモを取る参加者も見られ、限られた時間の中で非常に内容の濃い講演となりました


松浪克文氏

 後半は東條惠氏(新潟県はまぐみ小児療育センター所長)より「職場における発達障害とその対応」で、発達障害であっても社会とうまく繋がりが持てるような支援の充実や、異なる特徴を持つ人を認め合っていくことの必要性を講演されました。


東條惠氏

 また、2011年度総会では、役員交代や平成22年度収支等を会員の皆様に報告しました。

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臨時研修会(2011年5月14日)

2011年05月14日

 5月14日(土)新潟県医師会館にて臨時研修会を開催しました。これは、東日本大震災による福島第一原発事故の発生により、新潟県からも医療関係者・電気事業者・土木事業者等の方々の派遣が見込まれることから、それらの方々に安全に働いていただくために計画された研修会で、緊急の開催にも関わらず132名の方に参加していただきました。


司会の興梠建郎氏


会場の様子

1.指定発言「東京電力柏崎刈羽原子力発電所産業医の立場より」(小野寺周氏 東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所産業医)

 柏崎原子力発電所内の救急措置室や福島原発事故の作業にあたる関係者の様子など、大変貴重な写真を多く見せていただきました。

 柏崎原子力発電所で万が一事故が発生した場合の、労働者が被ばくしないための体制作りや被ばくしてしまった場合の医療ネットワークもしっかりと作られており、また、柏崎原子力発電所で働く労働者が福島に応援に行く際には現場で足手まといにならないよう指導を徹底しているそうです。


小野寺周氏

2.講演「福島原発事故の放射線災害への対応」(酒井邦夫氏 前新潟大学放射線科教授・前新潟労災病院院長)

 放射線という言葉は、普段当たり前のように使っていますが、様々な分類がありそれによって測定機器を使い分ける必要があるそうです。また、過去の主な原発関連事故と今回の福島原発事故の比較など、酒井先生から幅広くお話をしていただきました。

 「被ばく医療の対象として原子力施設の従事者と周辺住民を区別すべきではない」(緊急被ばく医療の基本理念)という解説もあり、産業保健(労働者の健康)の重要性を改めて実感する言葉であったと思います。


左から佐藤久夫氏、酒井邦夫氏

3.講演「災害地派遣に伴う行政上必要な措置」(佐藤久夫氏 新潟産業保健推進センター副所長)
 「屋外のがれき等の撤去作業」であるという想定で、行政の立場から解説していただきました。通常、一定の距離がある屋外での作業の場合は管理区域に該当する可能性はほとんどないのですが、放射線がいつ強くなるかわからないので、呼吸用保護具・保護衣類を使用することが大切なのだそうです。
 また、今回の福島原発事故では放射線以外にも粉じんや労働災害の面での対策が必要だということでした。

   
質問に答える長沼毅氏

 急遽開催が決まった臨時研修会で、事務局も準備でバタバタしましたが、当日は大きなトラブルもなく、無事研修会を終えることができました。今後も皆様の参加をお待ちしております。

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第8回研修会(2010年11月13日)

2010年11月13日

 11月13日(土)新潟県医師会館にて第8回研修会を開催し、81名の方に参加していただきました。

 第1部の講演は「職場における喫煙対策~全面禁煙への取り組み~」(講師:新潟大学医学部保健学科教授 関奈緒氏)で、受動喫煙による影響、効果的な分煙対策や間違った認識などについてわかりやすく解説していただきました。

 また、スペースや予算がない、面倒だと思われがちな喫煙対策ですが、最も手軽にできるのは「全面禁煙」なのだというお話もあり、喫煙対策への意識をハッと変えさせられるとても貴重な講演でした。


関奈緒氏

 第2部は、2年ぶりとなる事例検討会を行いました。
 テーマを「職場改善セミナー」(司会・コーディネーター:新潟青陵大学教授 中平浩人氏)とし、10名程度のグループにわかれて、ある事業場の現場写真をもとに現場の良い点悪い点についてそれぞれの意見を出し合いました。
 身振り手振りを交えながら話す方や、笑い声の聞こえるグループなどもあり、活発な意見交換を行っていただきました。専門家が専門的な指摘をするにとどまるのではなく、効果的な職場改善へ結びつけるための考え方を身に付ける良いきっかけとなったのではないでしょうか。 


中平浩人氏


グループ討議の様子

【お詫び】
 機材の不備により一時スライドが見えづらく、参加していただいた皆様にご迷惑をおかけしました。深くお詫び申し上げます。(新潟産業保健研究会事務局)

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2010年度総会・第7回研修会(2010年6月19日)

2010年06月19日

 6月19日(土)新潟県医師会館にて「2010年度総会・第7回研修会」を開催し、今回も167名と多くの方に参加していただきました。

 第1部の講演は「パワーハラスメント」(講師:株式会社クオレ・シー・キューブ代表取締役 岡田康子氏)でした。職場内でのいじめ嫌がらせの相談件数が年々増えているという報告もあり、パワーハラスメントは避けては通れない課題となっています。産業保健スタッフは、問題発生時の対応、被害者加害者ケアだけではなく、社員への教育や体制の強化などパワーハラスメントが起こらない環境づくりへの取り組みが求められていると感じました。


岡田康子氏

 次に当研究会代表 松原統氏の進行のもと2010年度総会を行い、規約の改定と役員人事の提案がなされ、出席した会員の過半数の承認を得ることができました。(改訂された規約・役員人事はこちらからどうぞ)また、同時に平成21年度収支結果と研究会運営状況も報告させていただきました。

 第2部の講演は「企業におけるメンタルヘルスケア推進の実際」(講師:神田東クリニック院長 高野知樹氏)でした。各産業保健スタッフも様々な機会で学び、また実践されていると思いますが、精神科主治医・産業医に時間的な余裕がないことや、職場復帰の段階で管理監督者など周囲の負担増大、産業保健スタッフ間の連携などの面で課題も残されているようです。


高野知樹氏

 最後に上田克郎氏(新潟産業保健推進センター副所長)よりメンタルヘルス対策支援センターの紹介がありました。

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第6回研究会(2009年12月12日)

2009年12月12日

 12月12日に第6回研修会を開催し、142名の方からご参加いただきました。

 今回の研修会ではそれぞれ異なるテーマで3つの講演を行いました。

 第一部の講演は「職場における高血圧管理」(加藤公則先生:新潟県労働衛生医学協会)で、血圧の考え方や家庭血圧測定の意義、血圧の正常高値に対する取り組み方、血圧治療として捉えた高血圧の考え方等について解説し、産業保健上での高血圧管理のよくある問題点疑問点を解決していただきました。


加藤公則氏


榊直人氏

 第二部の講演は「最近の労働衛生関係通達の改正点 精神障害等の労災認定について」(榊直人先生:新潟労働局労災補償監察官)で、平成21年4月に改正された精神障害等の労災認定の改正点や判断指針の概要、労災の請求・支給の推移等の説明をしてきただき、これからの産業保健分野での重要なテーマの一つであると改めて実感させられました。


鈴木宏氏

 第三部の講演は「その後の新型インフルエンザの展開と新しい問題への対応」(鈴木宏先生:新潟大学医学部公衆衛生学教授)で、新型インフルエンザH1N1の特徴や、家庭・職場・医療それぞれの立場での対応、有効なワクチン等について、分かりやすい言葉にかみ砕き、ユーモアも交えながら解説をしていただきました。

 また、これまでの受付の混乱を踏まえ、今回の研修会では研修会受付窓口の数を増やすことにより混雑を緩和させる改善を行いました。これからもより良い研修会となるよう努力していきたいと思いますので、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

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2009年度総会・第5回研修会(2009年6月27日)

2009年06月27日

 6月27日、「2009年度総会・第5回研修会」を開催しました。

 今回は「新型インフルエンザ」というタイムリーな研修テーマということもあり、過去最高となる208名ものたくさんの方に参加していただき、新型インフルエンザへの関心の高さを感じました。

 第一部は、新潟県新型インフルエンザ対策委員会委員長でもある鈴木宏氏から「新型インフルエンザ対策」の専門的な立場より非常に参考となる基調講演をしていただき、参加者も大変興味深く聞き入っていました。

 第二部は、行政の立場から山﨑理氏(新潟県福祉保健部健康対策課長)、医療の立場から渡部透氏(新潟県医師会副会長)にお話をしていただき、それぞれどのような方針であるか、また、どのような体制を組んでいるか等の情報を提供していただきました。


予想を超えるたくさんの方が参加しました


右から渡部透氏、鈴木宏氏

第三部のシンポジウムは、様々な業種の事業場の担当者にお越しいただき、各事業場での考え方と準備状況を発表していただきました。どの事業場でも危機感を持ち対策を検討をされているようでした。中には、マスク装着を義務付けた場合に体調不良の従業員が多い事業場だと敬遠されるのではないかと心配する声も聞かれました。

 また、興研株式会社、セコム上信越株式会社、ミドリ安全株式会社、荏原実業株式会社、株式会社ホギメディカル、大塚製薬株式会社にはインフルエンザ対策用具の展示に協力していただきました。休憩時間になるとフロアに出てきたたくさんの方が展示をご覧になり、展示していただいた企業の担当者は、対応と説明に追われていました。


参加者はインフルエンザ対策用具の説明にも真剣に耳を傾けていました


シンポジウムに参加していただいた皆様。右から、笠松忠一氏(東北発電工業株式会社 事務グループ課長)、今井浩氏(都タクシー株式会社 営業部長)、長尾博昭氏(イオン株式会社 リスク管理担当)、小菅吉則氏(亀田製菓株式会社 総務課長)

 

 
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