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トピックス

労災疾病等医学研究普及サイトの御案内 「妊娠時の食・生活習慣」について

2024年03月05日

 当機構では労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでおります。「労災疾病等医学研究普及サイト」では、これまで実施してきた研究成果について掲載しています。
 今回はその中で令和5年度から新規に開始した「勤労女性の妊娠時の食・生活習慣に関する時間栄養学的研究」についてのご紹介です。

 日本では働く女性が年々増加しており、出産前後に就業を継続する割合も年々増加していますが、未だ低いのが現状です。そのため、働きながらの妊娠や出産、産後のスムーズな社会復帰を支援するためには、妊娠前後のケア(妊産婦・子どもの健康)をより充実させることが重要です。
 一方、近年の日本の出産に関する統計データでは、出生時の低体重児の割合が増加しており、ここ10年間はその割合が9.5%と高止まりしている状況です。
 原因としては、高齢出産者の増加に加えて、多くの若年女性が瘦せていることが考えられ、妊婦が十分な栄養を摂取できていない可能性があります。
 本研究では、働きながらの妊娠・分娩、さらに産後のスムーズな社会復帰のために、妊婦や胎児の健康への取組みの改善策について探求することを目的としています。

 なお、詳細な研究内容については、下記URLからご覧いただけます。
https://www.research.johas.go.jp/ninshin2023/index.html

 

トピックス

【労災疾病等医学研究普及サイト】「予防医療モデル事業」についての御案内

2024年02月06日

 当機構の治療就労両立支援センターでは、勤労者の健康確保を図るため、疾病の予防・増悪の防止を目的とした保健指導、生活指導、運動指導、栄養指導といった予防医療活動を行っています。
 予防医療活動を通して、集積した事例の分析・評価等により、主に次の5つのテーマに基づいた予防法・指導法を研究開発し、全国の事業場への普及を図っています。

・テーマ1 
生活習慣に伴う疾病(メタボリックシンドローム、高血圧、喫煙、飲酒など)

・テーマ2
作業動作に伴う運動機能障害(関節痛、腰痛、頸肩腕症候群など)

・テーマ3
高齢勤労者特有の健康障害(ロコモティブ症候群、サルコペニアなど)

・テーマ4
勤労女性特有の健康障害(更年期、ライフステージ、勤務形態など)

・テーマ5
ストレス又は不眠(睡眠障害など)

 これまでには、SNSで大きな話題となった「交代勤務者及び深夜業務におけるコンビニメニューの選び方に関する指導法の調査・研究、普及」や「勤労女性の飲酒実態調査及びアルコール健康障害予防のための適正飲酒の指導法の検討」等、勤労者の健康維持に役立つ様々な研究を行ってきました。これらの研究成果は事業場や労働者の方々にご活用いただいています。

 ここで先ほど紹介した2つの研究の他にも、当機構で取り組む研究については情報誌「産業保健21」に掲載していますので、併せてご覧ください。
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/johoteikyo/tabid/128/Default.aspx

 また、ハンドブックを含めた、過去の研究の成果物(リーフレット等)や現在進行中の研究については、以下をご覧ください。

★予防法・指導法の一覧はこちら
https://www.research.johas.go.jp/yobou/

研修会開催報告

第32回研修会(2023年12月9日)

2024年01月29日

講演Ⅰ

「人生100年時代をウェルビーイングに生きるための処方箋」(演習付)

講師 : 三宅琢先生

株式会社Studio Gift Hands 代表

講演Ⅱ

「女性の健康面に配慮した職場環境をつくるために」

講師 : 森川香子先生

新潟市民病院 産科・婦人科 医師

研修会開催報告

第31回研修会(2023年6月10日)

2024年01月29日

講演Ⅰ

「発達障がい傾向のある従業員の復職支援と障害者雇用」

講師 : 清澤康伸先生

(一社)精神・発達障害者就労支援専門職育成協会(ES協会)代表理事

講演Ⅱ

「建災防方式「新ヒヤリハット報告」の考え方と活用
    ―ヒヤリハットをポジティブに捉えよう―」(演習含む)

講師 : 鳥居塚崇先生

日本大学生産工学部 教授 認定人間工学専門家

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「治療と仕事の両立支援 業種特化型オンラインセミナー ー働き方改革を見据えた両立支援の取組ー」のお知らせ

2024年01月05日

 このたび、「治療と仕事の両立支援 業種特化型オンラインセミナー ー働き方改革を見据えた両立支援の取組ー」を開催します。事前申込の手続きはありません。後日、アーカイブ配信を予定しています。

リンク:https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/symposium/#sec02

ちらし:https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/dl/symposium/2023/231228_leafret_seminner.pdf#page=1

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【労災疾病等医学研究普及サイト】「労災疾病等医学研究普及サイトリニューアル」について

2024年01月05日

 当機構は、労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新しい政策課題について時宜に応じた研究に取り組んでいます。そこで、令和5年度から新規に研究を開始することに伴い、労災疾病等医学研究普及サイトがリニューアルしました。
 労災疾病等医学研究は、3年間の研究活動と、その後1年間の普及活動を行います。研究状況につきましては、中間報告等を随時普及サイトに更新していく予定ですので、そちらからご覧いただけます。

 また、新規の研究以外にも、下記の「労災疾病等医学研究普及サイト」のリンクに様々なテーマを取り扱った過去の研究成果を紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

労災疾病等医学研究普及サイト

 

 
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