お知らせ:トピックス

労災疾病等医学研究普及サイトの御案内 「石綿関連疾患診断技術研修(基礎・読影研修)」について

2025年07月09日

 石綿(アスベスト)は、かつて建設資材や自動車部品などに利用されてきましたが、石綿繊維を吸入すると肺がんや中皮腫など石綿関連疾患発症の原因となるため、現在は製造・使用等が禁止されています。
 石綿関連疾患の診断及び石綿ばく露所見の判定にはエックス線写真の読影等が必要となりますが、その判断が難しい事例が多く、医学的な知識・経験に加え、石綿ばく露等についての知識も必要となります。
 当機構では、呼吸器系の疾患を取り扱う医師や産業医などの医療関係者を対象に、石綿関連疾患の診断技術の向上及び労災補償制度の周知を図るため、最新の医学的知見や診断技術を踏まえた石綿関連疾患の診断方法、石綿ばく露の所見に関する読影方法及び労災補償制度の取扱い等についての研修を実施しています。

  今年度の研修日程・内容は、「労災疾病等医学研究普及サイト」(https://www.research.johas.go.jp/asbestokenshu/)に掲載していますのでご覧ください(本研修は日本医師会認定産業医の単位取得対象です)。 

 また、申込み方法のお問い合わせは、参加を希望される開催地に所在する産業保健総合支援センターまでお願いいたします。
 産業保健総合支援センター一覧( https://www.johas.go.jp/shisetsu/tabid/578/Default.aspx

 
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